存在するということ
もう二度と会えないんだ
もう二度と一緒にお話しできないんだ
直接お返しも感謝もできないまま生きて死ななきゃいけないんだ
ふとしたときにすぐ頭と心を同時によぎって
ものすごく悲しくなって胸が痛くなる
わたし若かったの
今も若いし
きっとあと数年も若いままでなにも変わらず気付けないままだったと思う
でもその時のわたしにはその言葉とその行動で精一杯だった
それは今考えても変わらないし後悔もできない
仕方のないことだと思ってた、わたしはそれが普通だと思ってたよ
余裕がなくてお互いに精一杯すぎたかな
知らず知らずのうちに傷つけてたなんて知らなかった
気づかなかったし、気付こうともしなかった
勝手に無敵だと思ってたんだ
どんだけ脆いかなんて知らなかったし本当に何にも知らなくて、
自分のその無知と無関心が後になってパッとあらわになって
苦しいにも程があるくらいに苦しい
どういう想いが身体中を取り巻いて
どういう考えに至ったのかな
何を思ってた?
知りたいよ
これから先の人生、常に思い出して悲しさと恋しさに苦しんで生きていくよ
それが宿命だと思ってる
わたしは大切な人がいるから死ねないと思う
逆に言えばわたしには死ねない理由になる人がいる
だから何で自殺なんてできるのとか、どれほど辛かったら本気で死のうと思って行動に移すんだろうとか、わたしには考えても答えが出てこない未知の世界なんだよ
だからねーわからないんだ
わたしがそういう存在だと思ってたんだよー
わたし今でもちゃんと覚えてる昔言ってくれたこと
だから理解に苦しむんだよ
わたしがそういう存在になってあげられなかったのかなって